FC岐阜 ホームスタジアム長良川競技場の受動喫煙問題について

4月28日にFC岐阜のホームスタジアムである長良川競技場にサッカー観戦に行き、ハーフタイムにトイレへ行った際に目にした驚きの光景。


左側がトイレでトイレ待ちの行列ができています。右側が喫煙所

FC岐阜のホームスタジアム長良川競技場 トイレ側から見たトイレ横の喫煙所
トイレ待ち時にトイレ側から見た喫煙所

バックスタンド側のトイレのすぐ前にビニールテープで区切られた喫煙所があり、4つほど置かれていた灰皿を大勢の喫煙者が囲みタバコを吸っていました。1枚目の写真の左側にトイレがあり、トイレ待ちの行列には子供もたくさん並んでいます。2枚目の写真はトイレ待ちの列から撮った写真です。
「スポーツ=健康」というイメージがあり、サッカースタジアムは受動喫煙対策がしっかり行われているものだと思っていたので、この光景はかなりの衝撃でした。「いったい、いつの時代だよ」と。
このままでは良くないのではないかと思い、FC岐阜への問題提起という意味も込めてTwitterで以下のツイートをしました。


このツイートに対して、同じ様に感じてくださる方や、以前から不快に思っていた方から次のようなツイートがありました。

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WordPressの勉強会 WordBench岐阜に行ってきました

みんなの森 ぎふメディアコスモスの「かんがえるスタジオ」で4月14日に開催された、第10回WordBench岐阜に行ってきました。

WordBenchというのは、WordPressを好きな人・興味のある人が集まって構成されている地域コミュニティで、WordPress初心者から上級者までどんな人でも参加できます。

WordPressは端的に言うと、ホームページを簡単に管理・更新できるCMS(Contents Management System)の1つで、w3techsによると、世界のウェブサイトの内30%が WordPressで作られており、CMSのシェアなら60%という結果が出ています。この数字の通り、WordPressで作られているウェブサイトはとても多く、「ホームページ何で作る?」となった時に、CMSを選択する場合は第一候補になります。

WordBench岐阜には初めて参加したのですが、WordPressの良さを多くの人に知ってもらいたい使ってもらいたいという思いで有志の方がやっているという印象でした。WordPress コミュニティ運営イベントの原則に「特定の企業、団体や個人の利益を目的としたイベントであってはなりません。」とあり、セミナーで人を集めて顧客などに繋げるという主催者自身のためのよくある胡散臭いイベントではなく、初めての方でも安心して参加できると思います。

例えば、定年後や、子育てが一段落した方、副業をしたい方などが、料理教室などの特技を活かしたカルチャースクールなどを始める場合、ホームページを作ることが多いと思いますが、しっかりしたホームページを作ると結構な金額になります。高くても費用対効果が見合えばいいのですが、まったく効果が出なかったというケースも多々見ます。

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柴橋新市長 市民が市政参加するためにライブ動画配信しませんか!

先日のブログに書いたように、次の選挙の投票率をもっと上げるためには、自分には関係ないと思っている人に政治に興味を持ってもらうことが重要です。ではどうしたら興味を持ってもらえるか、それは自分が政治に関わっていると実感することだと思います。どうすればそれを実感してもらえるのか、1つアイデアがあるので書きます。

柴橋さんは、県庁所在地の現職市長の中でも最も若い市長で、知名度もあります。これを最大限に活かさないでおく手はありません。
Periscope(ペリスコープ)やFacebook Live、ニコ生、ツイキャスなどでライブ配信をやるのです。堅苦しいおじさんが放送しても見る気はしませんが、若くて知名度もあり、市民党というイメージもある柴橋さんだから多くの市民に見てもらえる放送になる可能性が高いと思います。

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来場者として見た問屋EXPO 期待を込めて敢えて厳しく意見する

2月10、11日に問屋EXPO(トンポ)というイベントが開催されました。
よごれんさんのツイートをきっかけに話題となったイベントです。

公式サイトを見た上で、2日目の昼頃と4時半頃に行ってきました。問屋街が栄えていた頃の事は知りませんが、繊維問屋街としてもう一度その頃の活気に近づけることは並大抵のことではないだろうから、どういうアイデアで仕掛けるのかなと非常に興味を持っていたのですが、イベントの様子からはそれがまったく見えてきませんでした。今回は世界の陣ということで「世界」がテーマだったのですが、問屋町4丁目に予定されていた「世界の文化エリア」には赤い布が掛けられた机だけが置いてあるだけで、何一つコンテンツがありませんでした。この内容では、どれだけ人を集めたとしても問屋街の活性化には繋がらないだろうと感じました。

世界の文化エリア

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投票率の低さに唖然!岐阜市長選を終えて思うこと。

先日行われた岐阜市長選、僕はこれからの岐阜の一番の課題は少子化で、それを解決するには「稼げる自治体になる」ということが最も大切であると考えており、新市長には、政治経験よりも民間経験を重視していました。政策や経歴からそれを実行できるのは中西さんしかいないと思い中西謙司さんに投票しました。
結果は柴橋正直さんの圧勝に終わり、個人的には残念な結果となりましたが、柴橋さんには岐阜市を良くするために頑張っていただきたい思います。

選挙の結果も残念だったのですが、それと同じくらいに残念だったのは36.35%という投票率です。今回の市長選は、4期16年続いた首長が変わる選挙であり、過去最多の7人が立候補した選挙であったにもかかわらず、同日行われた美濃加茂市長選の38.62%よりも低く、これほどまでに多くの市民の関心がないことに驚きました。
今から数十年にかけての市政というのはものすごく重要で、3、40年後、若者のいない、何も生産しない老人だらけの街になるかどうかを左右すると言っても過言ではないような気がします。同じように考えている人は多いはずだから、今回の選挙はこれまでの市長選よりもきっと投票率が上がると期待していたのですが、実際は信じられないほど低い数字でした。

柴橋さんへの投票数6万4598票は他の候補者すべての票を足しても追いつけない圧勝でしたが、見方を変えると柴橋さんに投票した人は有権者33万6969人のうち19.2%しかいません。本当にこれでいいのかという数字です。
僕は、故・三宅久之さんが「民主主義とはもっとも愚かなシステムだけど、これしかないんだなあ」と話していたのを思い出しました。

20代前半の頃は転勤族だったということもあり、僕も選挙に行っていませんでした。なぜ選挙に行こうとしなかったのかを思い返してみると、一番の理由は自分が政治に関わっているという実感がなく、どこか他人事で全く興味がなかった。自分が選挙に行ったところで何も変わらない、関係ないと思っていました。しかし年齢を重ねた今、決してそうではないと思うようになりました。特に首長は自分たちの暮らしに直接影響する存在です。そんな重要な人物を選ぶ選挙を他人事にしていてはいけないと思うのです。

僕にとって今回の市長選は、関係ないと思っている人の政治への興味・関心が少しでも湧くように、次の選挙の投票率がもっと上がるように、自分なりに発信していこうと思わせてくれた選挙となりました。

次回は、新市長・柴橋さんに是非やってほしいことを書きたいと思います。

岐阜市長選挙 棚橋やすゆき氏 ビジネス経験を活かして「岐阜から世界へ」

棚橋保之さんが政治を志した背景は、経営コンサルティング会社で地域企業をコンサルティングしていく中で、「政策、法律、制度、行政対応」の壁に阻まれるという悔しい経験からだそうです。

経営コンサルティング会社で、地域企業の経営計画を立案したり、電力業界のベンチャー企業で、電気を地域で作り地域で使う、スマートシティ事業を推進してきました。しかし、こういった活動の中で、政策、法律、制度、行政対応などで、何度も悔しい経験をしました。ところが、先進的な首長がいる地方都市では、計画が円滑に進むことがありました。そのような首長と接する中で、自分自身が首長となり、岐阜を地方の成功モデル都市にしていきたいと考えるようになりました

出典:棚橋やすゆき後援会新聞

棚橋さんの政策を見ると「IoTモデル特区の推進」というのがあり、それが実現できれば、他の自治体では制度などの問題でできないことが岐阜市ではスピーディーに進めていけるようになり、他の自治体と差別化でき、企業誘致にも期待ができそうです。

棚橋さんは、これまでの様々な経験を踏まえ、グローバルな視点で岐阜市をよくするために新しい技術をどんどん取り入れ、新しいことに果敢にチャレンジしてくれそうな感じがしました。

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岐阜市長選挙 小森ただよし氏 岐阜市新庁舎建設計画見直しをブレずに伝えている

小森さんは、岐阜市新庁舎計画について、見直し・縮小を強く訴えておられます。

岐阜市新庁舎計画については、プロポーザル方式で9階建ての低層庁舎が選ばれたにもかかわわず、その案は一般公開されないまま、その後公開された岐阜市新庁舎基本設計(案)では18階建て高層庁舎となりました。そのプロセスはよくわからず、説明不足だなと思っていました。

僕は、北側にメディアコスモスがあるので、9階建てでも十分なのであれば9階建ての低層庁舎が望ましいと思っています。しかし、高層庁舎を建てた方が岐阜市民にとって総合的に良いのであれば、18階建てでもいいと思います。新市長には、「こういう理由で、こういう設計の新庁舎が必要」という説明をしっかりしてほしいと思います。

小森さんは、岐阜市長選公開討論会(2018年1月9日)での発言を見ても、とても真面目な方で、しっかりとした自分の考えを持っておられる方だという印象を受けました。「市長の退職金を返上、市長・市議会議員報酬の一部削減」とも仰っていますし、自分のためではなく岐阜市のために市長になってやりたいことがあるという裏のない人なのではないかと感じました。

岐阜市新庁舎計画について、いろいろ怒っておられる方がいると思います。そういう方々にとって、小森さんは良い受け皿になるのではと思いました。

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岐阜市長選挙 森下ますみ氏 市政に政治イデオロギーを持ち込まないでほしい

森下ますみさんについては、4点の公約のうちの1つに「憲法第9条を守る」が入っている時点で市長の器ではないと思います。市政に政治イデオロギーを持ち込まないでほしいです。
それをやりたいのであれば国政でやるべきであり、岐阜市長の仕事として「憲法第9条を守る」ということは多くの市民は望んでいないと思います。
憲法第9条についての議論は必要だと思いますが、今回の岐阜市長選挙には関係ないはずです。岐阜をよくするためのもっと他のことを望んでいるのではないでしょうか。

2017年12月9日の岐阜新聞の記事
森下ますみさんについての12月9日の岐阜新聞の記事

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岐阜市長選挙 吉田りえ氏 何をやりたいのか分からない

吉田里江さんは昨年の衆院選の際に、希望の党代表の小池百合子東京都知事が野田聖子さんに配慮して、希望の党からの岐阜1区での公認を得られず、無所属での立候補となり、かわいそうだったなと思いました。
しかし、今回の岐阜市長選立候補は大義がないというか、柴橋さんと同じく政治家ならなんでもいい人だったんだなと思いました。
国政と市政とではまったくやることが違うだろうから、自分がやりたいこととも違ってくるのではないでしょうか。国政でやりたいことがあって国会議員を目指していたのではないのか。それが衆院選落選後、一月も経たないうちに岐阜市長選に立候補とは、もう何がやりたいのかわからないし、政策ってそんなに簡単にできるものなのかと政治を舐めてるのかとさえ思う。

では、吉田さんの政策を見てみます。読んでいくと以下のことが書いてあります。

地方が生き抜くために必要なことは、「中央から与えられる自治体経営」から「地域で稼ぐ自治体経営」への抜本的な転換を成し遂げることです。強力な市長のリーダーシップのもと、次代の岐阜市の為に、今すぐに取り組まなければなりません。

書いてあることはその通りだと思います。僕もそんなリーダーを望んでいます。
で、具体的な政策を見ていくと、吉田さんも柴橋さんと同じで、ありきたりで浅く、リーダーとしては頼りないなと思いました。

書いてある政策は、例えば学生に、『以下のキーワードを使って、岐阜市の政策を考えてください。使用するキーワード:「観光都市」「鵜飼」「長良川」「織田信長」「岐阜城」「柳ケ瀬」「 川原町」「問屋町」「御鮨街道」「起業」「移住」「外国人観光客」「都市圏」「駅前」「市民税実質ゼロ」「子育て」「無料化」「教育」「生涯学習」「高齢者」「健康」「女性の活躍」「南海トラフ巨大地震」「岐阜市新庁舎」』
という課題を出して、提出されたレポートくらいのレベルに感じました。むしろ学生の方が先入観にとらわれず斬新な政策が出てきそうです。

市長選まで時間がなかったとかの言い訳は通じません。吉田さんはもう少し気骨のある方だと思っていましたが、今回の経緯と政策を見てがっかりしました。

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岐阜市長選挙 柴橋正直氏 政策や言葉が浅い印象

岐阜都市圏100万人への挑戦」という討議資料を見ましたが、グラフなどの詳細資料の画像サイズが小さく、画像が荒いため何が書いてあるのか分かりませんでした。
政策について、たくさんの人に読んで理解してもらいたいと思うのが普通だと思いますが、この読みにくさを見るとあまり政策にこだわりがないのかなと思ってしまいます。

人口増加の政策について

人口増加の政策として「新規居住者の固定資産税5年間実質ゼロで定住促進」と仰っています。このようなお金をバラまく政策ではなく、移住したくなるような街づくりの提案がないのが残念です。バラマキに使用するお金を、魅力があり暮らしやすい街づくりに使って人口を増やすことが理想ではないでしょうか。長期的に街を良くするアイデアを出し、そこに予算を充てて人口を増やしてほしい。そのアイデアがないのなら市長をやる資質がないように思います。また、「Uターン時のお帰り市民税実質ゼロ」とも仰っています。民主党時代のバラマキの反省はないのでしょうか。市民税が1年無料になるから岐阜で就職しようと思う人がどれくらいいるでしょうか。一生を左右する重大なことを市民税が1年無料だからという理由では決めないでしょう。子育てをするなら岐阜がいいなど、岐阜に戻ってきたい理由があるからUターンしてくるのであって、市民税を1年無料にしたところで効果はほとんどないと思います。繰り返しになりますが、バラマキではなく戻ってきたくなる街づくりのアイデアを出してほしい。
この辺の感覚が、柴橋さんと中西さんとでは大きな差があると感じました。

いろいろ誰にでも思いつきそうなきれいな言葉が並んでおり、「どう実現するのか」が見えてきませんでした。斬新的なアイデアもなく、「具体的な政策がない」ように感じました。一言で言うと「浅い」。4年前の市長選での柴橋さんの政策を見て思ったことですが、4年経った今も同じ印象を持ちました。

「それどうやって実現するの?」と思った例

  • 長崎屋跡地など柳ヶ瀬再開発の推進
  • 中心市街地に人材育成の拠点を誘致
  • 長良川水系の流域文化・生活圏を活用し、長良川おんぱくを強化推進
  • 玉宮の観光地化
  • 百々ヶ峰から長良川・金華山一帯を健康ゾーンにし、クアオルト(健康保養)都市宣言

岐阜市長選公開討論会を聞いて

柴橋さんが討論会で話された内容をまとめようと思ったのですが、文字に起こそうとすると、話に脈絡がないのがよくわかり、彼の真意が伝わりませんでした。緊張されていたのかも知れませんが、話下手で、政策に自信がないように感じ取れました。

4年前も思ったことですが、柴橋正直さんは「岐阜を良くしたい」から岐阜市長選に立候補されたのではなく、僕には「政治家になりたい」から目の前にあった岐阜市長選に立候補されたように見えます。僕が望んでいる市長像とはやっぱり違うなと感じました。

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